今日のパソコンとインターネットの普及に伴い、パソコンは誰もが利用できるものになりつつあります。また、インターネットやメールにより、地方に居ながらにして簡単に情報を集めることが可能となりました。

 国の方針では、日本を五年以内に世界のIT先進国に変える大プロジェクト『e-Japan戦略』が決定され、現在進められておるところですが、残念ながら「IT講習」等も含めて、コンピュータを使っての高齢者や障害者に対する環境が、まだまだ整っていないのが現状です。

 特に重度障害者にとって、在宅や施設に居たままでの情報の収集やコミュ二ケーションは、社会との唯一の接点でもあり、生きがいと希望ある生活を支えるために、必要不可欠なものと言っても過言ではありません。

 パソコンは、障害者にとって新たな可能性と希望ををもたらす玉手箱か空飛ぶ魔法のジュータンのようなもの。身体的ハンディを補う道具として、健常者にもたらすその何十倍もの価値をもたらす道具であることを理解し、高齢者や障害者に対する、ITをとりまく環境整備の充実を切に願うものであります。







 どんな障害でもそうですが当事者、障害者でないとなかなか理解出来ない事が多いものです。障害のない専門家がいろんな専門用語を並べたててもなかなかうまく伝わらなかったり、その他経済的な面やそれぞれの環境等の違いから、外との交流や社会参加へと直ぐさまつながるものではありません。

 そういった現状を踏まえ、障害者もスタッフとして参加することで、ピア・カウンセリング的効果の重要性、そして高齢者や障害者、地域で共に暮らす人達との共存共栄とコミュニケーションの場の必要性を強く感じ、『福祉パソコンサークル』の活動を開始しました。

 Handicapped Support Centerは、温かいボランティアの手で支え合い、スタッフそして障害者同士が助け合うかたちで「IT弱者」(高齢者・障害者)への社会参加と自立支援をサポートします。

 この中でご理解いただきたいのは、これらの取り組みにおいては、ボランティア的要素が強く、どうしても資金的・人材的にも限界があり問題は山積みであります。こういった行政の手の届かない部分のすき間を補うかたちでの活動をご理解頂き、皆さんのご協力と行政によるバックアップ等支援体制の充実を切にお願いするものであります。





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事務局  TEL/FAX 0178-28-0690  代表 工藤志朗